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大規模な朗読ライブをやります。

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たぶんこれまでには例がない試みです。
児童書界のキラ星たちが一同に集結、朗読ライブを行います。
日本ペンクラブ「子どもの本委員会」有志による朗読部初ライブです。

ボクは進行を務めるとともに、昼の部では『坂道』、夜の部では『クロコダイルの恋』をやります。
ギタリストのピクルス田村くんも参加します。

9月29日(土)東京は岩本町(秋葉原)のライブハウス
Eggman Tokyo East にて。
昼の部は午後3時より、夜の部は午後7時よりスタートです。(入替制)

申し込みは以下までお願いします。

Eggman Tokyo East 03-5829-6400
E-mail info@egg-mte.com
URL http://www.egg-mte.com

紙芝居や幻燈劇、なぜか坂口安吾まで盛りだくさん。
みなさん、ぜひいらして下さい。
各作家のサイン会も終了後に行います。

世界の村のどえらいさん

明日(7月23日)の夜10時から、
関西テレビ系(フジテレビ系)の『世界の村のどえらいさん』という番組で、
拙著が紹介されるそうです。

詳しいことはボクもよくわからないのですが、
この時間にテレビを観てもいいよ〜という方、
おやすみの前にちらりとご覧下さいな。
ボクも観ます。

手塚治虫さん

tedsuka.jpg

手塚治虫さん、この11月で生誕90年になるんですね。

底知れぬイマジネーションを生きた手塚治虫さんです。
憲法だからと、そこに縛られて手塚さんが漫画を描いたわけではないと思います。

でも、少年期の大半を戦争下の大阪で過ごした手塚さんです。
おびただしい死や暴虐の目撃者として、
また体験者としてペン先が描き出そうとしたものは、
結果的に、9条が訴える戦争放棄の精神と重なり合うのだと思います。

ただ、手塚さんは、それが平和を唱えるものであれ、
国家がこうあるべきだから、人間もこうあるべきだという感覚では作品を描きません。
物語の中心にいつもあるのは、
一人の人間の(あるいはひとつの命の)精一杯の生であり、その輝きと影です。

ボクのような作家もまったく同じです。
描きたいのは生きている人間の姿であり、
社会や国家は、その向こうにうっすらと浮かび上がってくる霧のようなものです。
その霧のようなものから公式を導き、人を規定しようとは思いません。
歴史を振り返れば、過ちはいつもそこから起きているからです。

手塚さんの実体験がもとになった『紙の砦』と、この本で久々に出会いました。
この作品を初めて読んだ頃を思い出し、過ぎ去った陽射しの量を思いました。
他にも懐かしい作品が複数収録されています。

手塚さんの乱暴者の友人だった明石が、手塚さんが描いた女の子の紙を腹に巻いて特攻出撃する作品。
タイトルは忘れちゃったけれど、あれも収録してくれていたら良かったなあと思いました。

手塚さん、今ご存命なら89歳なのですね。
もし今いらっしゃったら、どんな作品を描かれたのでしょう。
そんなことも想像してみました。
そして、それはボクらがやるべきじゃないのかと、当たり前のことも考えました。

各作品の解説は、「九条の会」の小森陽一さん。
巻末には、小学館の手塚番だった野上暁さんのエッセイも収められています。

仕事場でずーっと漫画を描き続けていたのに、なぜ手塚さんは世界情勢と世間の空気に敏感だったのか。
その秘密が書かれています。

今こんな感じです。

朗読、ライブ、講演!
現在決まっているのはこんなところです。

7月18日(水)京都・東本願寺しんらん交流館 ミニ講演とライブ『クロコダイルの恋』
     午後6時より 500円

7月25日(水)三重・伊勢市生涯学習センター いせトピア 『あん』についての講演
     午後2時45分〜4時15分 無料 問)0596-21-0900

7月29日(日)長野・カフェ『春陽』さん 昼夜二部制のトーク&朗読
     午後1時より『線量計と奥の細道』  午後6時より『あん』
     長野市上西之門町608 (善光寺の横だそうです)
     https://www.facebook.com/Haru.no.Hizashi/

7月31日(火)千葉・茂原市民会館 講演 教職員限定

8月17日(金)長崎・佐世保市コミュニティセンター 『あん』についての講演
     午後1時30分より 無料 問)0956-22-1522

8月18日(土)東京・渋谷LOFT9 盟友島キクジロウのバンド『NO NUKES RITGHTS』とライブ
     ボクは『線量計と奥の細道』にアルルカンとして歌を加えていきます。
     午後1時開演 問、予約)03-6264-7330

9月9日(日)東京・神保町ブックハウスカフェ 午後3時〜4時30分
     『線量計と奥の細道』の講演・朗読・サイン会 

9月16日(日)鹿児島・鹿屋市文化会館 映画『あん』上映+トーク
     午後1時30分〜4時
     『あん』の徳江さんの精神的モデルとなった上野正子さんとのトークショーです。

9月22日(土)和歌山・有田川町 金屋文化保健センター 『あん』についての講演
     午後1時30分より 問)0737-32-5755

9月24日(祝)東京・つつじヶ丘の飛鳥(あすか)書店 
     5冊の自著の朗読とトーク 
     午後4時〜6時

9月29日(土)東京・Eggman Tokyo East
日本ペンクラブ『子どもの本委員会』朗読部ライブ
     15人の児童文学作家と翻訳家による昼夜2部制の朗読ライブです。
     紙芝居も、幻灯芝居も、『クロコダイルの恋』もあり。盛りだくさんだよ!      

朗読者としての決意。

大水の被害にあった街の本屋さんは、在庫をすべて失くしましたね。
どれだけ悔しかっただろう。

被災にあわれたみなさんすべてに対し、
早く穏やかな生活が戻りますようにと、
ボクなりの祈りがあります。

でも、祈りの先にも進むべきだと思うのです。

今回のことで、この十年で半減してしまった街の本屋さんの苦境を考えました。
被災地については迷惑にならないという最低限の思慮を持たなければなりませんが・・・

朗読という手段をもって、
どこであろうと街の本屋さんを盛り上げて行きたいと思います。
日本中、どこにでも行きます。
うちでやってよ! という本屋さん、一緒にやろうという作家、詩人のみなさん、
ひとつずつの文字から心ある謀反を起こしませんか。

たった数人しか入れない書店でも、
空虚な政治的言葉ではなく、
ボクらの生命たる言葉をもって、
お客さんとともに時間を再創生しませんか。

もちろん、ボク一人でもやれることはやります。
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2018年12月4日(火)
ディナーショー
麹町「晴ればーる」(完売しました)
12月22日(土)
ワンマンライブ
Eggman Tokyo east
近刊
「カラスのジョンソン」(ポプラ文庫)
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
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