調布で講演しますよ。

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今週土曜日、調布文化会館で講演します。
調布市立図書館50周年記念です。
「生きることの、もうひとつの意味」というタイトル。

みなさん、生きることの意味はそれぞれ考えてらっしゃると思いますので、大上段になにかを言うようなことはいたしません。ただ、ラーメンでいえば、チャーシューに寄り添うメンマのごとく、心の引き出しのひとつに「こんな考え方もあるのか」とそっと入れていただければいい、多少の味わいがある存在論をお届けします。

「あん」という物語は、ハンセン病問題へのアプローチであると同時に、「人間とはなにか?」「生きるとはなにか?」という人類古来からの問いかけに対するボクなりの解釈を提示するストーリーでもありました。

この講演では、「あん」を書くにいたった理由とその内的な開拓を通して、ロバート・ヘンリー・ディッケの「人間原理」を紹介するとともに、鈴木大拙やハイデガーの存在論を交え、ボクたちは何故ここにいるのかということを、皿に盛ったカツサンドのように明確にお届けできる時間になればいいなあと思っています。

調布の暴走族のみなさんから大学の先生まで、お時間がある方はどうぞお寄り下さい。無料です。

大阪と名古屋でライブやります。

大島葉子_convert_20170221171921

大阪と名古屋のライブが決まりました。
ぜひ、いらして下さい。
「アルルカン・ヴォイス・シアター 多摩川物語」

ボクとピクルス田村君(G)のいつものコンビに、
2011年カンヌ国際映画祭招待作品『朱花の月』(河瀬直美監督)の主演、そして今上映中のマーティン・スコセッシ監督『沈黙』に出演している国際派女優、大島葉子さんが加わります。

ライブの「多摩川物語」は、ポプラ文庫から発売中の拙著「多摩川物語」の各短編に曲をつけ、朗読と歌を交互に織り交ぜていくスタイルです。東京での公演は長く続く拍手に包まれました。ぜひ、関西、中部圏のみなさんもこの舞台を体験されて下さい。

4月9日(日) 
場所)ぎゃらりいホンダ 大阪府堺市中区深井沢町3134
電話)072-278-3381
HP) hondayama.exblog.jp

17時半開場  18時開演 
3500円 終演後のパーティ、軽食付き

つちびと作家、可南さんの個展会場でのライブとなります。
命が宿るつちびとたちを一人ずつ見てあげて下さい。
可南さんのつちびと展「はらはらと ヒカリ降る」は
4月1日(土)〜4月15日(土)です。
ライブの申し込みは電話か、honkan0811@yahoo.co.jp まで。


そして名古屋でのライブは翌日です。
4月10日(月)
場所)鶴舞KDハポン 名古屋市中区千代田5-12-7
電話)052-251-0324
HP) www2.odn.ne.jp/kdjapon

18時半開場 19時開演
前売)3000円 当日)3500円
ライブの申し込みは電話かホームページ上のメール欄からどうぞ!

終演後、名古屋で飲むのが楽しみです。(と、大島葉子さんが!)

戦争と文学

戦争と文学_convert_20170218112853

日本ペンクラブ主催『戦争と文学』に於いて、
浅田次郎さん、志茂田景樹さんと対談します。

戦争放棄というひとつの礎がぐらつき始めた今、
文学に力があるとすればそれはどこに向かうのか、
あるいはそんなものはどこにもないのか、
どこにもないならどう生み出すべきなのか、
自身のカンボジアや9.11の体験、
また、戦記文芸から読み取る人間的事実なども交え、
この先の危惧とstrategyを語るだけ語れればと思います。

3月4日(土)午後6時50分開演 参加費1000円
パルテノン多摩小ホールです。
問い合わせ)日本ペンクラブ事務局 03-5614-5391
secretariat01@japanpen.or.jp

糸魚川に行ってきました。

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先週末、糸魚川の火災現場に行ってきました。市の中心部が消失してしまったため、みなさん本当に困り果てています。奥の細道を自転車で旅したとき、むちゃくちゃお世話になった街でもあります。糸魚川のみなさんのため、そしてボクたちのためにも、いくつかの具体的なアイデアがあります。詳細決まったら、ここで発表させていただきますね。

さて、これから三宅島に行きますが、本州に帰ってきたらイベント続きですので、あらためて発表させて下さい。
(写真は三宅島の明日葉の畑です)

朗読劇「あん」の公演。
1月29日(日)午後2時より、早稲田大学大隈講堂です。
出演は中井貴惠さんとボク、ギターはピクルス田村です。
問い合わせは、オンザフィールド050-5525-1493まで。
早稲田大学のサイトでも紹介されています。
https://www.waseda.jp/culture/news/2017/01/19/2802/
第一部は、中国のハンセン病村で道やトイレを作り続けている学生たち「橋」とのシンポジウム。そして、講堂ロビーでは、世界のハンセン病患者を撮り続けているフォトグラファー、富永夏子さんの写真展を開催します。

「星の王子さまとサン=テグジュペリについて語り合う」
1月31日(火)午後8時より下北沢の本屋B&Bです。
管啓次郎+ドリアン助川
「2人の訳者と読みなおす『星の王子さま』」
『星の王子さま ドリアン助川訳』刊行記念
当日はボクの日本語の朗読と、管さんのフランス語の朗読を交え、
星の王子さまが生まれた時代への考察や
サン=テグジュペリの人生について語り合いたいと思います。
詳細、申し込みはこちらです。
http://bookandbeer.com/event/20170131_bt/
本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
午後8時〜10時 (午後7時30分開場)
1500円+1ドリンクオーダー

2月になるとフルライブがあります。
茨城県東海村でのアルルカンのライブ!
「命たちよ 生きてゆこう!」と題されたこのライブの主催者は小説「あん」の英語版翻訳者アリスン・ワッツさんです。
2月4日(土)午後2時より 東海村産業・情報プラザ「アイヴィル」にて。http://www.vill.tokai.ibaraki.jp

ちょっと長くなりますが、東海村で明日「あん」の上映があり、そこでアリスンさんが登壇されます。彼女が読んでくれるようにメッセージを書きましたので、それをここで紹介します。

東海村のみなさん、こんにちは。
映画「あん」をご覧になって下さり、ありがとうございます。
原作者のドリアン助川です。
病と差別の絶えることのない逆境と闘い続けながら、人の生きる意味を問おうとした一人の女性の物語。私がこの「あん」という物語を書こうと決意したのは、今から20年以上も前、「らい予防法」が廃止され、元患者さんたちの苦難の人生が明るみに出だしたときです。

しかし、実際に書き始めるまでは長い時間がかかりました。ハンセン病について勉強もしなければなりませんでしたし、執筆に向かう勇気もなかなかわいてきませんでした。元患者さんたちとの出会いがなければ、この物語は具体化しなかったと思います。

元患者さんたちと出会ったのは、私の本業であります舞台の仕事です。絶望と憎しみのなかで、最後の最後に生きることの喜びを見いだした一匹のワニの物語、「クロコダイルの恋」という作品です。
この舞台を観に来て下さったハンセン病の元患者さんたちと言葉を交わしたことにより、のちに「あん」を書くことにつながる様々な取材が始まったのです。

映画「あん」はカンヌ国際映画祭のオープニングフィルムを始め、五十カ国以上で上映された世界的な作品となりました。小説「あん」も昨年、ドイツ、フランス、韓国、台湾で出版され、フランスでは外国文学の人気一位の作品となりました。そして今年、英国、イタリア、ベトナム、中国で刊行されます。その英国版を訳して下さったのが、2月4日、東海村で私たちが行いますライブ「命たちよ、生きていこう」の主催者であるアリスン・ワッツさんなのです。そして、アリスンさんとの出会いもまた「クロコダイルの恋」を観ていただいたことに始まるのです。

「クロコダイルの恋」は昨年、フランスでも公演してきました。大人も子供も楽しめる作品です。この作品から生まれた「クロコダイルとイルカ」という絵本があり、絵本専門図書館の利用者が投票で選ぶ「けんぶち絵本の里大賞」も受賞しました。この絵本の原画を背景に映しながら、物語は進行します。

どうぞ、アルルカンであるドリアン助川とピクルス田村の語りと歌と音楽を目の前で楽しんで下さい。生きることに辛さを抱えていらっしゃる方も、どこかに光を感じることができる作品だと信じています。

また、「クロコダイルの恋」のあとで演じる「新・奥の細道」は、2012年に松尾芭蕉が歩いた「奥の細道」の全ルートを私が自転車で辿った記録です。放射線量計を片手に、芭蕉が俳句を詠んだ場所はどれだけ被曝したのか。その数値を測りながら、さまざまな人たちと出会う旅になりました。そのときの模様を、語りと写真で届けます。

翻訳者であり、「命たちよ、生きていこう」の主催者であるアリスン・ワッツさんは、誠実で希望にあふれた人です。アリスンさんが小説「あん」の翻訳だけではなく、「クロコダイルの恋」の茨城県初上陸のために奔走して下さったことは生涯忘れません。

どうぞみなさん、会場でお会いしましょう!

               ドリアン助川

星の王子さまのイベントをやります。

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「星の王子さまとサン=テグジュペリについて語り合う」
ふわふわ濃厚なイベントをやります。
1月31日(火)午後8時より下北沢の本屋B&Bです。

管啓次郎+ドリアン助川
「2人の訳者と読みなおす『星の王子さま』」
『星の王子さま ドリアン助川訳』刊行記念

当日はボクの日本語の朗読と、
世界的詩人であり、明治大学教授である管啓次郎さんのフランス語の朗読を交え、
星の王子さまが生まれた時代への考察や
サン=テグジュペリの人生について
過去と今を自由に飛行しながらの星巡りをしたいと思っています。
リヨンの「サン=テグジュペリ通り」の写真も飛び出すかな。

詳細、申し込みはこちらからお願いします。
http://bookandbeer.com/event/20170131_bt/

本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
午後8時〜10時 (午後7時30分開場)
1500円+1ドリンクオーダー
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
5月3日(祝)
新宿ブルースナイト
明治安田生命ホール

6月22日(木)
原宿クロコダイル
近刊
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
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