極寒の旭川で盛り上がりました。

旭川シンポジウム_convert_20180227150216

ちょっと報告が遅くなってしまってごめんなさい。
2月3日(土)、旭川のCocodeホールで、日本ペンクラブ「子どもの本委員会」主催のシンポジウム
「児童書作家たちは動物になにを託してきたのか」を行いました。

出演は、絵本作家のあべ弘士さんと、歌人の俵万智さん、そしてボクです。
生き物を人間と同等の存在として登場させていた神話時代の話から、
人間のみの小説世界が失ってしまった「大いなる土台」にまでトピックは及び、
詰めかけて下さった150名ほどのお客さんとともに盛り上がりました。

特に、あべさんの原画を背景に映しながらの『クロコダイルとイルカ』の3人での朗読、
また、同じ絵の進行でまったく別の物語を届ける企ては大成功で、
氷点下10度を下回る温度でありながら、場内は愉快な熱気に包まれたのでした。

来て下さったみなさん、ありがとうございました。
翌日訪れた「井上靖記念館」も良かったです。
作家の書斎とはこういうものなのかと、冷水と温水を同時に浴びた気分です。

旭川で会いましょう。

スライド01_convert_20180118203252

厳寒の旭川で、あべ弘士さん(絵本作家)、俵万智さん(歌人)とともに、
児童書と動物にまつわる楽しいイベントを開きます。

フォーラム「子どもたちの未来、子どもの本の未来」
〜児童文学作家は動物たちに何を託してきたか?〜

(以下はポスターの挨拶文です)
 絵本や童話のなかで、動物たちはまるで人間のように振る舞います。心と言葉と、ユーモラスな行動をもって。でも、プーさんと本当のクマは違います。王子さまに友情を教えるキツネも、うなぎを届けてくれるごんぎつねもおそらくいません。哀しみから星になるまで飛び続けるヨダカもいないはずです。

 それなのになぜ、童話作家たちは動物たちを登場させてきたのでしょう。なぜ、人間と人間の物語ではなく、動物が必要になったのでしょう。大人が読む物語では、動物たちが消えてしまうのはなぜなのでしょう。

 作家が動物たちに託したものは、子どもたちに語りたい何かを秘めているはずです。それが何なのかを、絵本作家のあべ弘士さん、歌人の俵万智さんと私の三人で語ります。

 また、けんぶち絵本の里大賞を受賞した絵本『クロコダイルとイルカ』(文ドリアン助川・画あべ弘士)を背景いっぱいに映して、三人で朗読にも挑戦します。子どもたちの未来と楽しみと動物でいっぱいの時間になりそうです。
           
                          日本ペンクラブ「子どもの本」委員会委員長 ドリアン助川

日時 2018年2月3日(土) 15時〜17時
会場 旭川市市民活動交流センター CoCoDeホール
(旭川市宮前1条3丁目3-30 電話0166-74-4151)
参加費 1000円

申込先 メールで日本ペンクラブまでどうぞ。タイトルを「子どもたちの未来」とし、本文に、氏名、年齢、電話番号をお書き下さい。
送付先 secretariat03@japanpen.or.jp
問い合わせ) 日本ペンクラブ 電話03-5614-5391

『クロコダイルの恋』やります。

ドリアン_のコピー_convert_20171224184621

久々に『クロコダイルの恋』の舞台をやります。
来年1月21日(日曜日)、愛知県犬山市の南部公民館です。
午後1時半開演、入場無料です。

犬山市の戌年記念事業として行われる
「広げよう! つなげよう! 人と動物の絆 WE LOVE PET」というイベントの一環です。
パネルディスカッション中心のこのイベントは、午前11時より午後5時まで。
獣医師のみなさんも勢揃いで、ペットの相談コーナーなども充実していますので、
犬猫のみならず、広く動物に興味がある方、いっしょに暮らしていて何か悩み事があるという方、
ぜひいらして下さい。そしてボクらの舞台を堪能して下さい。

『クロコダイルの恋』は、ボクとピクルス田村のユニット『アルルカン・ヴォイス・シアター』の定番中の定番の演目です。けんぶち絵本の里大賞を受賞した絵本『クロコダイルとイルカ』より、あべ弘士さんの原画を背景に投影しながら、語りと歌のステージをお届けします。

ここ数年は、小説『あん』にまつわる講演を依頼されることが多いのですが、本当はこんなメイクをして歌うのが、アルルカンであるボクの本領です。
1月21日、待ってまーす。

問い合わせ先)犬山動物総合医療センター office@iagmc.net

早稲田最後の朗読劇『あん』を見逃さないで。

180128_convert_20171216153537.jpg

朗読劇『あん』と映画『あん』を早稲田大学の大隈講堂にて、2本立て上演いたします。
2018年1月28日(日曜・世界ハンセン病デー)、午後1時半開場、2時半開演。

第1部 午後2時半〜3時
中国のハンセン病隔離村に青春のすべてを捧げてきた原田遼太郎さん
(NPO-家JIA-事務局長)を迎えてお話を伺います。

第2部 午後3時15分〜4時45分
中井貴惠さんと朗読劇『あん』(ギター ピクルス田村)

第3部 午後5時〜7時
映画『あん』上映

その後、ロビーでのサイン会となります。
またこの日は、世界のハンセン病患者の現実を撮り続けてきたフォトグラファー富永夏子さんの写真展を大隈講堂ロビーにて開催いたします。

ありがとう。早稲田大学。3年続いたイベントです。これが早稲田大学での『あん』最終公演となります。

チラシの裏に載せてもらったボクの気持ちをここでも伝えさせて下さい。

『生きることの普遍的な意味を、ハンセン病の元患者の人生を通じて描こう。この決意から始まった創作の旅は、彷徨の歳月の果てに、全部で十一のパターンの物語を生み出した。だから、小説も映画も朗読劇も『あん』はみな少しずつ違っている。その少しの違いが大きな意味を持つ。終わり方もすべて異なる。

 多くの読者を得るにいたった小説『あん』。
カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムになり、全世界を魅了するにいたった映画『あん』。原作者と朗読の第一人者による生の舞台であり、なおかつ元患者さんから、これが本当の自分たちの気持ちを表わしていますと言われた朗読劇『あん』。これらが一同に会するのだから、早稲田の杜での『あん』の祭典は長い旅路の頂点となろう。

 大隈講堂での『あん』の公演は、これが最後となる。朗読劇と映画の前に、中国のハンセン病隔離村に一身を捧げてきた原田燎太郎さんを迎えられるのはひとつの象徴的なできごとだ。
 朗読劇『あん』、映画『あん』、そして原田さんのトーク。ぜひ堪能していただきたい』
 
チケットは、オンザフィールド http://otf-webshop.com tel 050-5525-1493(平日11時〜18時)
またはイープラス http://eplus.jp/ までどうぞ。

年末年始の予定だよ。

火山のめぐみ_convert_20171123203330

こんちは。ドリです。
明日11月24日から朗読劇『あん』の九州公演です。
(出演 中井貴惠 ドリアン助川 音楽 ピクルス田村)
11月24日(金)福岡県福津市文化会館 午後7時開演
11月26日(日)大分県大分市コンパルホール 午後1時開演

そして12月2日(土)明治大学中野キャンパスホール5階ホールにて行われる
シンポジウム『火山のめぐみ』に、映像出演いたします。
火山灰土を好むイタリアントマトが三宅島で栽培できるかどうか。
仮に栽培できたとして、その味はどうなのか。
三宅島の菊地農園さんと東京都農業試験場が協力して下さり、
文字通りの実り多い実験が行われました。
トマトの芽生えから試食会まで、そして現在の三宅島の姿がここで初披露されるドキュメント作品(大川景子監督)に収められています。
入場無料のシンポジウムです。
14時〜18時30分  問い合わせ)明治大学理工学部批評理論研究室 044-934-7275

せっかくですから、年末年始のイベントもお知らせします。

12月2日(土)神奈川県足柄郡山北町立生涯学習センター 13時45分より 講演
12月3日(日)岡山県赤磐市中央公民館 13時30分より 講演
12月4日(月)香川県丸亀市丸亀城西高等学校 13時30分より 講演
12月5日(火)福岡県北九州市若松市民会館 13時30分より 講演
12月6日(水)東京都品川区立総合区民会館  13時10分より 講演
12月7日(木)新潟県長岡リリックホールシアター 14時30分より 講演
12月9日(土)長野県埴科郡坂城町文化センター 14時30分より 講演
12月10日(日)東京都東村山市サンパルネコンベンションホール 15時30分より 講演
12月23日(土)北海道北見市立図書館 15時より 講演

2018年
1月7日(日)東京都東村山市中央公民館 14時より 映画『あん』上映
                    永瀬正敏さんとトークショー
1月20日(土)熊本県熊本市(時間詳細未定)映画『あん』上映 出演者とトークショー
1月21日(日)愛知県犬山市(時間詳細未定)歌劇『クロコダイルの恋』
1月28日(日)早稲田大学大隈講堂 映画『あん』、朗読劇『あん』の二本立て
       (早稲田大学に於ける朗読劇『あん』の最終公演となります)
2月3日(土)北海道旭川市(時間詳細未定)日本ペンクラブ「子どもの本委員会」主催
       シンポジウム『児童書作家は、動物たちになにを託してきたのか』
       出演 あべ弘士 俵万智 ドリアン助川

講演は、小説と映画の『あん』に関した内容です。逆境を生きることから見えてくる人間存在について語ります。北海道から九州まで行脚します。お近くのみなさん、ぜひ会いにいらして下さい。
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2018年1月28日(日)
朗読劇『あん』
早稲田大学大隈講堂
近刊
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ