ラジオ復帰、しかし・・・

一部報道があったことで、ラジオへの復帰を喜んで下さる声が多数届いています。
ありがとうございます。
ただ、「ジャンベルジャン」復活、と勘違いされている方が多く、
それは違うよ〜と、ここでお伝えしなければなりません。
15年ぶりのニッポン放送、今回は人生相談の回答者ではなく、どちらかといえば進行役なのです。
寄せられる悩みに対してボクが何か答えるわけではなく、 どういう悩みなのかを「聞く」役回り。
悩みに対して直接答えるのは弁護士や医師の先生で、 ボクではありません。
期待されていたみなさんにとっては、どうして? という立場での仕事です。
でも、ボクはステージや講演と同じで、 望んでくれる人がいるところには、体と心を運びます。
「聞く」という行為にも「あん」を読んで下さった方ならわかると思いますが、
大きな意味を感じています。
それにしても、「ジャンベルジャン」、朝日新聞(13年も続いた)と産經新聞の人生相談、毎日コミュニケーションズのネット(8年続いた)、オーストラリアの日系誌などをあわせると、3000人以上もの苦悩を受け止めてきたことになります。なんなんでしょう、この人生。
この山を越えると、風景はどう変わるのだろう。
奥の細道を自転車で行脚したときもそうでしたが、
人生そのものも、予期せぬ進み方をするものですね。