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「線量計と奥の細道」文庫本発売

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震災の翌年、空間線量を測りながらおよそ2000キロを旅した記録『線量計と奥の細道』が、新たに文庫本として刊行されます。

8月20日発売、集英社文庫です。単行本(幻戯書房版)が第67回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しました。

文庫本あとがきとして、巻末に新たなエッセイを載せました。また、解説の中江有里さんの文章が胸に沁みます。

ようやく手に取りやすい形での販売となりました。オリンピックやコロナ禍で、被災地の情報がすっかり減ってしまった今だからこそ、読んでいただきたい1冊です。

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今、読んでます

この本、今読んでいるところです。3か月ほど前にこのブログで勧めてくださった、ぼくの村は壁に囲まれた を読んで、物事はいろいろな面から考えることが大事だと気づいた後で、この 線量計と‥を読み始めました。読後、どんな感想をもてるか楽しみな本です。

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読み終えました

知っているつもりで知らなかった被災地の様子に驚きあるいは憤り、知ろうともしなかった自分を情けなく思い、そしてそこで生き抜こうとする方々の力に心を打たれました。あれから10年たった今の様子はどうなのか、知りたくなる1冊でした。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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