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パレスチナの状況について

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イスラエルのガザ攻撃が報道されると、「宗教は争いごとばかり生む」という論調で語る人がいます。もちろん、宗教が戦争の火種になることはあるのですが、パレスチナで起きている悲劇はまったく原因が異なります。

もともとそこに住んでいた人々を排除しようとする、イスラエル建国(1948)以来の、徹底的な弾圧と占領です。ガザとヨルダン川西岸の二つの地区に追い込まれたパレスチナの人々は、鉄条網に囲まれ、24時間監視され、家屋やビルを破壊され、移動も制限されています。それこそ、ユダヤ人がゲットーで経験したことをこの70年味わい続けてきたのです。(正確に言うならば、ホロコーストで辛酸を舐めたヨーロッパのユダヤ人と、イスラエルを建国したシオニストたちは重なりません。そもそも、ユダヤ教を信心するのがユダヤ人であり、人種ではないのです)

ハマスがロケット攻撃を行うのは、認められたことではありません。しかし、そこまでパレスチナの人々を追いこんだのはいったいだれなのか? 

パレスチナで何が起きているのか?
わかりやすい入門書として、また問題を包括的に捉える目を養うためにも、この本が最適の一冊です。オススメです。
『ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち』
(高橋真樹著 現代書館)

イスラエルを支えるアメリカのロビーストたちは何を考えているのか? 日本に住む我々にできることはないのか? 地球規模でこの問題を考えさせてくれる良書です。

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報道を受け、まず最初に思ったのは、
先生は、どう考えていらっしゃるだろう...ということ。同時に一元的な視点の見解には心傷めていらっしゃるのでは...とも。
こうして、お気持ちをお聞かせ下さって、
ありがとうございます。

緊急企画「空爆下のガザの声、パレスチナのいま」

先週末、
著者の高橋真樹さんを含め解説や
質疑応答などの緊急企画配信
がありました。
多くの方にご覧いただければ...

https://youtu.be/jz4pfUsx0rE

(不適切なコメントでしたら、削除下さいますようお願い申し上げます)

追記

上記、動画配信リンク添付は、
ご著者の高橋真樹さんより
拡散希望を直接受けてのものであること、
申し添えておきます。

パレスチナが少し分かった

パレスチナで生きる人々の閉塞感、不条理な現実と絶望感、そんな中で非暴力で国際社会に働きかけていく若者達など、今まで知らなかったパレスチナが丹念な取材と資料で描かれていた。日本にも北方領土問題や沖縄基地問題など似たような現実があることを思い出すとともに、自分にできることって何だろうと思った。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

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名古屋「Tokuzo」(10日)
静岡「Uhu」(11日)
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