フランスで三度目の受賞

小説『あん』が、フランス・ボルドー地方のCenon市が主催する文学賞を受賞しました。
審査員賞、読者賞、リセの学生たちが選んだ賞など色々重なっているみたいです。
大学の教壇に立つようになったことで、調布の事務所を引き払い、新しい拠点を横浜の戸塚につくりました。引っ越しがすべて終わり、からっぽになった旧事務所に一人いるとき、最後の宅配便として届いたのがフランスからのこの賞状でした。
小さな可愛い文学賞だと思いますが、とても嬉しかったです。
フランスの文学賞をいただくのはこれが三度目。翻訳して下さったミリアンさんの力によるところが大きいと思います。
ミリアンさん、ありがとう。
Cenon市、訪ねてみたいです。