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素晴らしき書評をいただく!

管さん書評_convert_20180828221431

一生ものの書評をいただきました。

本日発売の週刊朝日(9月7日号)にて、詩人の管啓次郎さんが、『線量計と奥の細道』(幻戯書房)について書いて下さっています。

ボクは今朝読ませていただき、米国のある新聞で見つけた一行を思い出しました。ラジオすらなかった時代の、ランプのもとでの人々の会話について考察されたものです。

『言葉とは本来、
 語り合う相手へのプレゼントでもあったのだ』

管さんが今回の書評のラスト5行で書いて下さったことは、
言葉と連なる大地として、意識と行動の発芽の力をボクに与え続けてくれます。

ありがたいです。

一昨日は中日新聞(東京新聞)にて、岡本啓さんから的確に、鮮烈に、そして親しみをもって評していただき、その前は毎日新聞にて、池内紀さんから大なるエールを送っていただきました。

もったいない現象が続いています。
みなさん、ありがとうございます。

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おめでとうございます!
良かったですねぇ。

ジンジャーさんへの返信

読んでいただき、ありがとうございます。
一緒に自転車で旅をしているような・・・というのは、
ボクにとって最高の褒め言葉ですよ。

体験と思索。
文章を書く上で、これは必須ですね。
心の話です。

Re: タイトルなし

ありがとうございます。
広がっていくといいなあ。

言葉は本来プレゼント

なるほど‥言葉の起源を考えてもそうなのでしょう。
プレゼンテーションはプレゼントの名詞形ですものね?

昨日ブータンのドキュメンタリー映画を観ました。
道化師の解説に「!?」ああでも本来そうなのかも‥と。

週刊朝日はまだ読めておりませんが、ロフト9で買い損ねてほどなく
購入致しました本屋で、ピンナップされた新聞書評を拝見しました。

ドリアンさんの感激が伝わって来たのでこれは!と思いブログを読んだ翌日にコンビニへ向かいました

記事を拝読し こちらまで誇らしい気持ちになりました
ドリアンさんの表現力をああいう言葉で褒めてくださっていて
ああ 奥の細道の本にはこれがぴったりだ
と良いツボを押さえられたような妙な高揚感がありました

私もあの記事ほどうまくお伝えできませんがドリアンさんの事を勝手ながらずっと尊敬しています

プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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