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朗読者としての決意。

大水の被害にあった街の本屋さんは、在庫をすべて失くしましたね。
どれだけ悔しかっただろう。

被災にあわれたみなさんすべてに対し、
早く穏やかな生活が戻りますようにと、
ボクなりの祈りがあります。

でも、祈りの先にも進むべきだと思うのです。

今回のことで、この十年で半減してしまった街の本屋さんの苦境を考えました。
被災地については迷惑にならないという最低限の思慮を持たなければなりませんが・・・

朗読という手段をもって、
どこであろうと街の本屋さんを盛り上げて行きたいと思います。
日本中、どこにでも行きます。
うちでやってよ! という本屋さん、一緒にやろうという作家、詩人のみなさん、
ひとつずつの文字から心ある謀反を起こしませんか。

たった数人しか入れない書店でも、
空虚な政治的言葉ではなく、
ボクらの生命たる言葉をもって、
お客さんとともに時間を再創生しませんか。

もちろん、ボク一人でもやれることはやります。

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祈っていました。
そして、助川さんの言葉が生まれるのを待っていました。
煌めきは、距離も時間もこえるのですね...。

毎年、何かしら災害がありますね。
今年は、あっちこっち大変なことになってしまいました。
そうですね。本屋さんにとって、本当に困りますよね。本は、高いですもんね。
売って生活するから。かなりの金額。
これから、どうなってしまうんだろうと不安ばかりですよね。
日本の政府が、きちんとしてくれたらいいなぁ。
と思っても、どうにもならない。
助川さん、あっちこっちに行く計画たてているとはさすがです。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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