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アルザスに行ってきました。

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2月6日(火)から14日(水)まで、フランスのアルザスに行ってきました。
サン=ルイという町の中学校が、フランス語版『あん』(Les délices de Tokyo)を副読本にしてくれているのです。
優等生からツッパリまで、多くの生徒のみなさんが読んでくれていました。

今回は校長のカトリーヌ先生のご招待で、10を越えるクラスで講演やどら焼きの実習を行いました。
自分はいかにフランス語ができないか、というところまではフランス語で自己紹介し、
講演そのものは日本語で行いました。
フランス語版翻訳者のミリアンさんがすぐ横にいてくれて、逐一通訳をしてくれます。

実り多い一週間でした。
ドイツやスイスと国境を接しているアルザス。
辺境とも言えるこの町で、『あん』がこんなにも多くの人々に読まれている。
大人を対象とした町のホールの講演も盛況で、
質疑応答も盛り上がりました。

写真は、カトリーヌ先生(奥)をはじめ、
今回の講演の旅に尽力して下さったみなさんです。
ボクのカトリーヌ先生の間が翻訳者のミリアンさん。
記憶のなかで輝き続けるであろう素晴らしい旅となりました。
ひょっとしたら、友達もできたかも。

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楽しかったです!

アルザスでお目にかかれ、とっても嬉しかったです、スイスのまゆみです。以前『あん』を私の行っているドイツ語コースで紹介、皆が興味持ち、読んでディスカッションもしました。いろんな側面から日本を紹介する良い機会でした。言葉も国も越えての共感は筆舌にし難いです。

なに食べてますか?

ルネッサンスの油絵のような写真ですね。
村の名士の寄り合いに、珍しい東洋の客人(ちょんまげ?)が歓待されているというか、溶け込んでいる。

素晴らしい大講演旅行、おめでとうございました!
インターネットも偉大だけれど、会うことはやはり素晴らしいことですね。

追伸

この出会いから、日本語を勉強しだすツッパリアルザス少年がいたら超イカシテルv-218 

すごいなぁ。
助川さんみてると。
あー自分も真面目に勉強してきたら。
今頃、何になれたろう?道が変わってたかも知れないと思う。
ドリアン助川さんは、たくさん努力して勉強してきたから。
世界中、旅たくさんしてきたし。
人が体験できない所も行ってきたし。
人とのたくさんの繋がりがあるんでしょうね。
楽しそうなイメージたくさんありますが。
叫ぶ詩人の会の頃の話知ると。
それなりに頑張ってきたし。いろんなことありましたよね。


プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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