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糸魚川に行ってきました。

糸魚川1_convert_20170321160003

昨年末の大火から3ヶ月。
自粛ムードのなかで客足が絶えてしまった糸魚川にまずは行ってみよう。糸魚川の酒を飲もう。料理を味わおう。
そんな趣旨に賛同して下さった三十余名との二日間の旅が終わりました。

谷村美術館の仏像さえ観ていただければ、旅人それぞれの胸のなかで透明な花が咲くのではないか。もとの思いはそこにありましたが、いやー、行って良かったです。どなたかも書かれていた通り、二日間にわたってガイドをしていただいたアグリ糸魚川の梅澤さんを始め、出会う人がみな、糸魚川流コミュニケーション術の優れた使い手ばかり。「おまんた」の意味が、二日目には理屈を越えて伝わってきました。

うまい酒と料理。笑顔と土地の言葉。
水面のように穏やかな仏の眼差し。
鋭角的な雪山。清冽な山菜。翡翠の輝き。

そして、トマトの概念を軽く越える糸魚川のトマトジュースとの出会い。三十余名全員が感嘆の声をあげました。

解散後、ぶらつきながら個人的に入った蕎麦屋さんや寿司屋さんも素晴らしかったです。お店が燃えてしまったため、仮設店舗での営業なのに、本当に気の入った料理を出して下さる。

この街にまた行こうと思います。
参加して下さったみなさん、ありがとうございました。
梅澤さん始め、よくして下さった糸魚川のみなさん、
心からお礼を申し上げます。

ちなみにトマトジュースに興味がある方は、アグリ糸魚川のHPをご覧下さい。一口飲んだ瞬間にびっくりしますよ。

http://www.agri-itoigawa.com/category/8/
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お帰りなさい。
うわぁー!いい写真ですね。
皆がいい思い出になったと思うし、糸魚川の人達にとっても素敵な思い出になったでしょうね。
おいしい食べ物、食べていいなぁ。

音楽家みたいになりたいさんへの返信

ブラック焼きそば。食べた直後はさほどでもありませんが、今もう一度食べたくてうずうずしています。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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