バカをつらぬくのだ!

真摯に生きているつもりなのに世間からずれちゃってる皆さん、お元気ですか?
あるいは真摯とはとうてい言えず、生まれつきのなまけ者なんだけれど、
なにか壮大な予感があるぞ、この人生には、という太っ腹な皆さん、いかがお過ごしでしょう。
そんな皆さんのために(そして筋金入りのなまけ者である私のために)、
『バカボンのパパと読む老子・実践編 バカをつらぬくのだ!』(角川SSC新書)を上梓いたしました。
発売は今月10日の予定です。
(Amazon商品情報)
前作の『バカボンのパパと読む老子』はおかげさまで大好評。現在10刷です。
しかし、前作に関しては心残りもありました。
バカボンのパパ語による老子の全訳には挑めたものの、
生活のなかに老子のどんな考え方を取り入れれば、
より理想の世捨人に近付けるのか、
なまけ者を通り越えて一本の大樹になれるのか、
というあたりはいっさい書けなかったのです。
そこで今作では、老子の解説は最小限に留め、
自分なりの考えも加えた上で、
TAO(道)を感じ生きていくための諸処の方法について書いています。
ただ、ご注意を。
老子は、いわゆる道徳を前面に押し出してくる孔子と対局にある人です。
社会体制そのものを認めていませんので、
立身出世やお金儲けの話はいっさい出てきません。
読めば、よりいっそう社会からはずれるのみです。
それでも読んでみたいという方のみ、
書店でお手に取り下さい。
バカをつらぬくのだ!