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ピンザの島 文庫本で登場

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『ピンザの島』文庫本が6月5日より発売となります。(ポプラ文庫)

絶海の孤島で山羊のチーズ(シェイブル)作りに挑もうとする青年。しかし彼は島のタブーに触れてしまい、生命の危機に追い込まれます。

むきだしの命の強さ、その野性を信じる作家(俺のことだ!)から、今なにかに向けて踏ん張ろうとしているすべてのみなさんに送る一冊です。

『あん』を読んだあとは「どら焼き」、『あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル』のあとはやたらと「ビール」(「キムチ」という意見もあり)、そして『ピンザの島』のあとは、「シェイブル」と「ワイン」が欲しくなると思います。食べながら読むのもいいかも。
装画は井筒啓之さんです。

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先越された~(笑)

本日、黙って(笑)サインいただこうかと目論んでいましたら、早々に告知されました~。
楽しみに再読いたします。
コメント不要です

絵うまいなぁ。

No title

文庫版の装丁、
手にとってみたくなる色と人物像ですね。
多くの方に読まれますように。

プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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