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早稲田大学から稲魂特別賞をいただきました。

稲魂特別賞ミニ

昨日3月23日(水)
小説「あん」を書いたことなどが評価され、
母校の早稲田大学より表彰されました。

活躍した卒業生に送られる「稲魂特別賞」です。

今年は、直木賞受賞の青山文平さん、ラグビーワールドカップで日本を3勝1敗に導いた五郎丸選手、畠山選手、そしてボクの4人です。

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おめでとうございます‼

「あん」のような知られざる世界に、これからも光を与えてください。誰しも与えられた狭い世界で生きているものだと思うので、そんな読者も人知れず心に灯りをともせるような。期待しています❗

おめでとーうございます。
良かったですね!
卒業しても評価されることってすごいなぁ。

おめでとうございます!

「稲魂特別賞」、受賞おめでとうございます。
これからも弱者に光を灯すような、生きる力が湧くような作品を作り続けて頂ければと願っております。

差別や偏見のない社会の実現を

毎日新聞にハンセン病の記事が掲載されています。
(会員でないと読めない記事もあります)
http://mainichi.jp/articles/20160327/k00/00m/040/138000c
http://mainichi.jp/articles/20160327/mog/00m/040/001000c
http://mainichi.jp/articles/20160327/k00/00m/040/139000c
http://mainichi.jp/articles/20160327/ddm/001/040/181000c

「らい予防法」が廃止されてから20年も経過するにもかかわらず、周囲の状況は、入所者、退所者とも過半数が「ほとんど変わらない」と回答され、全体の77%が「病気への差別や偏見がいまだにある」としており、社会の理解がまだまだ十分に得られていない状況にあることが浮き彫りになったそうです。

自由記述の元患者さんの思いを拝読すると、どれだけ元患者さん達が差別・偏見に苦しんでこられたことか・・・と、目の奥が熱くなってしまいます。
http://mainichi.jp/articles/20160327/mog/00m/040/001000c

「予防法廃止以降、少しずつかもしれないが、確実に状況は改善されていると思う。他の難病などへの支援と改善を望む」
と書かれた元患者さんがいらっしゃいますが、ドリアンさんの「あん」も「状況の改善」に間違いなく貢献されていると思い、感謝の気持ちで一杯になりました。
「あん」を通して一人でも多く、ハンセン病への理解が進み、差別や偏見のない社会を実現できればと願っております。

さきいかさんへの返信

自分も這いつくばるようにして生きておりますので、その世界から見えるものを書くだけです。

音楽家みたくなりたいさんへの返信

なんだかあれですね。
ずーっとやってきたことが、こうしてたまに花を咲かせてくれたりします。
でも、花は花に過ぎないので、一瞬の光を見るようなものです。
毎日じっくり耕していくことの方が何万倍も大事なのだと思います。
なんて、じじいみたいなことを言い出しましたね。

古性隆さんへの返信

常総市の保育園に小さな遊具を寄付できたことは、
在庫のCDを購入して下さったみなさんのご好意と、
なによりもこの具体的な結果に導いて下さった古性さんの粘りと知恵のおかげです。
ボクとMITSUは、自分たちがやってきた数年を振り返り、
無為な日々ではなかったような気がして、とても嬉しかったのです。

御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

これからも、できることをやっていきましょう。
ただ、だらだらと常総で飲む日もいいなあ、なんて思いつつ。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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