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フランスの絵本を翻訳したよ。あと淡路島行きます。

メガロポリス_convert_20160226203412

今年、ボローニャでピリマオペラ賞を受賞した
クレア・デュドネの絵本「メガロポリス」を翻訳しました。
邦題は「メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!」(NHK出版)です。
このしかけ絵本、びらーんと延ばすと、なんと全長3.7メートルです。

型も大きく、子供たちにとっては完全にボードゲームサイズ。
ストーリーもさることながら、
クレア・デュドネの絵のなかにはたくさんの秘密がしこまれていますから、
時がたつのを忘れて見入ること必至です。

小さなお子さんがいらっしゃる方にはおすすめの、
イマジネーションにあふれたフランスの絵本です。

それから、ボクは今週末は淡路島で講演をします。
27日(土)淡路市サンシャインホール 映画「じんじん」13:30~16:00 18:00~20:30
   1回目の上映のあと、また2回目の上映の前に
     絵本「クロコダイルとイルカ」に込めた気持ちを話します。
28日(日)南あわじ市中央公民館
     13:00より「あん」原作者として講演、のち映画上映となります。

淡路島にお住まいのみなさん、あるいは近い! という方、講演と映画のセットはいかがでしょう。

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非公開コメント

発売になりましたね。もう一度読んで、今度は絵をじっくり見てみました。

どんぶらこ~どんぶらこ~ってフランス語では、なんというのでしょうか?

駐車場に円盤が停めてあるところ、雄犬が用を足しているところ、アパートの一室で煙草をくゆらすマドモアゼルがかわいいこと、階下にインディアンが住んでるところがシュールで好きです。

円盤に乗って深い森に迷い混んだ宇宙人のお話は知っていますが、この絵本では大使となって人魚と結婚。ずっと海で暮らすのでしょうか。地上だと人魚が干物になっちゃう。続きが気になります。

淡路島ですかぁ。いいなぁ。行ってみたいなぁ。
景色に住む人達の暮らしを観て癒されたいです。

今日の淡路島でも話題にのぼったのではないでしょうか? 今、朝日新聞土曜版beを読んでたら、「逆風満帆」に登場されてびっくりポンです。泣きました。ヨカッタですね。来週も楽しみです。

Nicoliさんへの返信

メガロポリスを買っていただいたようで、
ありがとうございます。
どんぶらこ〜、実は原作にはただ流れていったとあるだけなのですが、
日本語はオノマトペ(擬音)の宝庫、
編集者さんと相談して敢えて付け足しました。

3.7メートルもあるものを広げていただいて、
感謝です!

たまごさんへの返信

絵本をつくる人がその絵に懸ける情熱というのは、
本当に半端なものではありませんよね。
宇宙人や人魚も面白いですが、
まず街の風景と人々の圧倒的なスケールに見入ってしまいます。

おでんさんへの返信

淡路島の夜。
おいしそうな食堂があったので、
ここで飲もうとドアを開けたら、
奥の大鍋でおでんが煮えており、
「好きなだけ食べて、あとで自己申告」ということでした。
素晴らしいお店でした。

絵本をつくる人のみならず、創作者、表現者、アスリート、裏方...あらゆる人の仕事にかける情熱を見るとき、とても感動します。ドリさんもそのひとりです。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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