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『寂しさから290円儲ける方法』第10話 奈良・ならまち(後編)

『寂しさから290円儲ける方法』、この第10話「奈良・ならまち後編」をもってお開きとなります。ご愛読、ありがとうございました。

これまでウェブで公開してきましたのはパイロット版ですので、新たにあれこれ書き直し、来年、一冊の本として旅立たせます。

なによりも、なぜ290円なのか。
その理由を記した最終章をまだ発表していません。
ニャン太さんもいなくなり、新しい「おたすけ料理人」の登場となります。
この秋〜冬のブラッシュアップ作業が楽しみです。


https://note.com/monvoyage/n/nee50d061cc7a?magazine_key=m24342d2bac23

「動物哲学童話」おひらき!

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世界一過酷だと言われるコウテイペンギンの産卵と子育て。
月刊誌『青春と読書』(集英社)で連載の機会をいただいた『動物哲学童話』。おひらきの第20話は、コウテイペンギンの物語です。

20ヶ月にわたり、版画家の溝上幾久子さんが並走してくださいました。
計20(本当は21)種の動物(鳥類も含む)を、銅版画で新たにに生み出してくださったのです。毎回、溝上さんのダイナミックな作品を拝見するのがとてもとても楽しみでした。

このシリーズ中、哲学者の名はあまり出てきません。でも、必ず一人の哲学者の思想が隠れているのです。今回は、V.E.フランクルでした。

これまで『動物哲学童話』を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。作品はブラッシュアップし、哲学者の秘密を語るあとがきもつけて、来年に刊行させていただく予定です。

ただ、まだ、日本と南米(南極)の動物の物語を書いたのみです。
今後どういう形であれ、世界の動物と哲学者を絡め、作品数を増やしていきたいと思っています。

『あん』と『カラスのジョンソン』

あんとジョンソン(縮小)

インドネシア語版『あん』と、フランス語版文庫『カラスのジョンソン』が同時発売されました。
国境も民族も超え、一人でも多くの読者の皆さんに届きますように。

「動物と てつがく のお話」

子どもプラザミニ

『動物と てつがく のお話』をやります。
どんな動物と「てつがくしゃ」が出てくるか、お楽しみ!
10月29日(土)午後2〜3時
江東区こどもプラザ(都営新宿線住吉下車)
赤ちゃんからじいちゃんばあちゃんまで、だれでも参加できるよ〜。
申し込みはお電話で。
03-5600-3885(こどもプラザ)
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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