ドリアン助川　道化師の歌

朗読劇『あん』、本日より３月８日まで無料でご覧いただけます。
本来は今日、熊本で公演の予定だったのですが、コロナのために中止となりました。
しかし、主催の熊本県と、ハンセン病問題相談・支援センター（りんどう相談支援センター）がボクらの朗読劇を収録、配信で観られるようにしてくださいました。
冒頭に関係者の挨拶が10分ほど、それから中井貴惠さんとピクルス田村君を招き、75分ほどの朗読劇となります。

2021年度 熊本県ハンセン病問題相談・支援センターりんどう講演会
朗読劇「あん」〜誰にも生まれてきた意味がある〜

配信サイト：
URL
https://vimeo.com/manage/videos/680290739/0433b3ae7e

＊2022年2月26日（土）14:00から視聴可能となります。
＊この動画は、視聴期間中、何度でもご覧いただけます。
視聴期間：2022年2月26日(土)14:00～2022年3月8日(火)23：59まで
出演：ドリアン助川（朗読）

　　　中井貴惠 (朗読)

　　　ピクルス田村 (ギター)

原作：ドリアン助川『あん』　出版：ポプラ社

配信制作：オンザフィールド　協力：南青山MANDALA

主催：熊本県

熊本県ハンセン病問題相談・支援センター（りんどう相談支援センター）

ウクライナ情勢が大変気になるところですが、毎月の物語のアップが来たのでお知らせします。

自己否定ばかりで丸々と太ってしまったブーさんを連れての三宅島への旅。
島の特産物が、ブーさんの体と心をそっといたわります。

『寂しさから290円儲ける方法（第６話三宅島編）』、後半です。
もし良かったら、お読みください。


https://note.com/monvoyage/n/n9be63c4e4f53

平和とは、そんなに難しいものだろうか。
いったい、だれが難しくしているのだろう。

クリミア半島が併合されて、ウクライナ東部が戦闘状態になった時、ウクライナの国際映画祭に『あん』が招待されました。ボクたちは参加を止められましたが、希林さんから「そんな場所だからこそ、行ってあげたいのよね」と電話をもらいました。結局、映画『あん』を代表して、希林さんと二人で、イスタンブール経由でウクライナに入りました。

映画は翻訳されていて、でも、いざ対面になると、お互いに言葉はよくわからなかったけれど、『あん』を観たウクライナの人々が次々に希林さんに抱きついてきました。希林さんも、みんなを抱きしめていました。

人間はそれができるのに。
ボクたちは、本当は手を取り合えるはずなのに。