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英文で世界に発信されました。

英文で世界に発信されました。

震災のあとの放射線量を測りながら芭蕉の『奥の細道』を自転車で旅した『線量計と奥の細道』(幻戯書房:日本エッセイストクラブ賞受賞)。このダイジェストを、第一原発構内への取材で体験した記事とともに、昨年『Journalism』(朝日新聞社)にて発表しました。

小説『あん』を『Sweet Bean Paste』(One World)に英文翻訳していただいたAlison Wattsさんの尽力により、この記事がそのまま英文として、International Web Magazineである『Asymptote』で公開されました。日本語でも読むことができます。

『朝日ジャーナル』時代とは違い、『Journalism』の部数は少ないので、読みたかったけれど読めなかったという人がけっこういらっしゃいました。

これで、英文でも日文でも読めます。

爆発を起こした2号機への接近で400ミリシーベルトを浴びたときの記述や、東京電力の担当の方から伺った「40年で廃炉計画」の根拠がどこにもない話など、たいせつなことも書いています。興味がある方、もしよかったら読んで下さい。

Alisonさん、ありがとう。

https://www.asymptotejournal.com

AsymptoteのSpring 2020 Edition
English:
https://www.asymptotejournal.com/…/durian-sukegawa-cycling…/

Japanese:
https://www.asymptotejournal.com/…/durian-sukegaw…/japanese/

In January 2019, I entered the grounds of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. The sight that met my eyes inside, endless rows of machinery and equipment for decommissioning the reactors, was so alien it felt as if I had landed on another planet. I was nervous about being exposed to strong rad
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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