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英文で世界に発信されました。

英文で世界に発信されました。

震災のあとの放射線量を測りながら芭蕉の『奥の細道』を自転車で旅した『線量計と奥の細道』(幻戯書房:日本エッセイストクラブ賞受賞)。このダイジェストを、第一原発構内への取材で体験した記事とともに、昨年『Journalism』(朝日新聞社)にて発表しました。

小説『あん』を『Sweet Bean Paste』(One World)に英文翻訳していただいたAlison Wattsさんの尽力により、この記事がそのまま英文として、International Web Magazineである『Asymptote』で公開されました。日本語でも読むことができます。

『朝日ジャーナル』時代とは違い、『Journalism』の部数は少ないので、読みたかったけれど読めなかったという人がけっこういらっしゃいました。

これで、英文でも日文でも読めます。

爆発を起こした2号機への接近で400ミリシーベルトを浴びたときの記述や、東京電力の担当の方から伺った「40年で廃炉計画」の根拠がどこにもない話など、たいせつなことも書いています。興味がある方、もしよかったら読んで下さい。

Alisonさん、ありがとう。

https://www.asymptotejournal.com

AsymptoteのSpring 2020 Edition
English:
https://www.asymptotejournal.com/…/durian-sukegawa-cycling…/

Japanese:
https://www.asymptotejournal.com/…/durian-sukegaw…/japanese/

In January 2019, I entered the grounds of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. The sight that met my eyes inside, endless rows of machinery and equipment for decommissioning the reactors, was so alien it felt as if I had landed on another planet. I was nervous about being exposed to strong rad

ラジオドラマ『あん』再放送

コロナ感染者への差別が横行し始めた今だからこそ・・・ラジオドラマ『あん』の再放送が決まりました。
徳江を竹下景子さんが、千太郎を西田敏行さんが演じます。

NHKラジオ「新・日曜名作座」
放送日は、5/10, 17, 24, 31, 6/7, 14の6週です。

https://www.nhk.or.jp/audio/html_me/me2013008.html

ところでNHKは、老婦人とか、老婆という言葉を使って徳江のことを紹介しているが、ボクは自分の小説でそういった言葉はいっさい使っていない。

人は心の生き物です。

80になっても、90になっても、世界を新しく見られたり、なにものかに恋心を抱けるなら、それは決して「老」ではない。年齢で輪切りにするような表現は、ボクはまずやらない。

電子版『食べる〜七通の手紙』

今日の関東地方は猛烈な雨でした。今は東北のみなさんがあの雨を体験されているのかな。坂道が川のようになりますので、お気を付け下さい。

全国緊急事態宣言に加え、荒天。読書するしかないかなあ、という方も多いかと思います。そんなあなたに・・・

四半世紀も前に書いた『食べる〜七通の手紙』が電子書籍化されました。三修社から刊行され、のちに文春文庫から再発売された一冊です。文庫版絶版のあとは、超しぶいブルースユニット『半片ブラザース』の半ちゃんの尽力により、配信のオーディオブックとしてもよみがえりました。

そして今、あらたに電子版(三修社)の登場です。(息の長い本だなあ)

はっきり言って、若書きです。ボク特有の浅はかさが随所に見られます。でも、北海道、ヨーロッパ、カンボジア、ガラパゴス諸島などを旅した若者(バカ者でもありました)の息吹がそのまま詰め込まれているという点では、文字の合間にまだエネルギーが残っている本です。

旅ものを読みたいなあと思われている方、もし良かったらお読み下さい。
ポル・ポトに宛てた手紙は、カンボジア内戦の仕組みがようやくわかったと、当時多くのみなさんからメッセージをいただきました。
開高健賞ノミネート作品です。

→ 『食べる〜七通の手紙』(電子版)

新聞連載小説、始まります!

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みんなが元気をなくしたり、不安になってしまうこのご時世だからこそ、満を持しての御開帳!
ボクの初の新聞連載小説『うずしお高校浄瑠璃部』が始まります。

淡路島を舞台にした、青春の、いや、人生の物語!

まずは4月19日(日)より、山梨日日新聞にて連載開始! 
地方新聞対象の連載小説です。
全国で読めるようになればいいなあ! 挿絵はイラストレーターの茂苅恵さんです。

ルイス・セプルベダ逝く

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『カモメに飛ぶことを教えた猫』のルイス・セプルベダ氏がコロナで逝かれたと、通信社のニュースが伝えている。70歳。

写真は昨年、この作品を劇団四季が演じたときに撮ったもの。四季だからラストは絶対こう来るだろうなと思っていたら、まさにその通り絶対そう来たのだけれど、わかっていながら目頭が熱くなった。カモメ役の若い女優さんの熱演にほだされた。

ボールペンはその公演の前に、『カモメに飛ぶことを教えた猫』を日本語訳した河野万里子さんからいただいたものだ。

70歳。まだまだこれから、たくさんの物語を書ける時間があったはずだ。セプルベダ氏に哀悼の意を捧げます。あなたの作品はまだこれからもたくさんの読者を生み出していきますよ。

そして、河野万里子さんの今のお気持ちも思う。

みなさんもお気を付けて。
手洗いと、ソーシャルディスタンス。
マスクにうがい。
栄養もつけて、睡眠はたっぷりと。

ドミニク・チェンさんと対談します!

『未来をつくる言葉』(新潮社)刊行記念! 

著者のドミニク・チェンさんと対談やります。
4月17日(金)下北沢の飲んでくだもまける書店「B&B」よりリアルタイム配信です!

Commonwealthを、そしてWell-beingをこの視点から導き出し、世界を再構成する人がいたのか! 
以前紹介させていただいた稀代のデジタル哲学者、地球からやってきた星の王子さま、センサーを仕込んだぬか床の声を毎朝聴いている漬け物好きのクロスオーバーな博士、4カ国語を話すドミニク・チェンさんと下北沢の飲める書店「B&B」で対談をやります。(ボクは1カ国語よ〜)

ただし、コロナウイルスとの共棲が異様に難しい今、密集を避けるためにネットでのリアルタイム配信となります。
4月17日(金)の夜、「19時だよ、全員集合!」(志村、うしろ!)

詳しくは、「志村、うしろ!」をクリック。

ボクなりの緊急事態宣言

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これからたいせつになること

都内の新型コロナ感染者が今日(4月4日)1日で100人を越えました。
限定された検査数でこの人数ですから、おそらくもう感染者は相当な数になっていると思われます。

今後、爆発的に感染者が増えていくのか、ある程度のなだらかな曲線を描いて増えていくのか、だれにもわからないところではありますが、医療の現場からはすでに限界に近付いているという声が聞こえてきます。

組織に於いては、産業の構造の変化に対応できるかどうか。
個人の生活という意味でも、今後大きな変化が訪れることになるかと思われます。
また、表現者は、質、方向性ともに変化を余儀なくされると思います。

ひょっとしたらボクらはこのウイルスとの共棲という道を探さなければいけないのですから。

ひとつだけ主張したいのは、
どんな状況にあっても「希望」をなくしてはいけないし、それがなくなることはない、ということです。

なぜなら、「希望」は国家や組織が与えてくれるものではありません。

みなさんやボクの心のなかにあって、燃え続けるもの。
熾き火のように小さくなることはあっても、決して絶えないもの。
困難を越えることも、そこから先のスタートも、ボクらの心に根を持つ「希望」から始まります。

To my friends

Now we are facing a serious crisis of the pandemic.
We have to cope with a big change of the industrial structure and poverty coming into our lives.
And also something being important in art and expressions has no choice but to be changed.
I think we should prepare a new style of our lives being with this virus and miseries.

But, I dare to insist my opinion. Whatever happens, we have to keep hopes, and I think hopes never will die.
Because, hopes aren't given by nations or companies. Hopes are always in your minds and in my mind.
Even if your hope happens to be faint against strong wind, it never go out.
Getting over the hard times, and restarting from there, all of things we should do among this disastrous world will begin in your hope rooting in your mind.

This art work " Blue Bird" by Icuco Mizokami

『新宿の猫』の公演を延期いたします。

拡大するコロナ禍により、レモンチェッロの音楽劇『新宿の猫』の再演日を延期させていただきます。
ご予約をいただいたみなさん、申し訳ありません。

新たな公演日は、8月22日(土)本八幡、8月29日(土)新宿です。

この2公演より、居酒屋『花梨』の冷蔵庫に本当に貼られていた『猫の家族図』のクリアファイルも発売いたします。
レモンチェッロのメンバー(ドリアン助川、三咲順子、ピクルス田村)も、また新たな気持ちで舞台に取り組みます。真夏の公演になりますが、どうぞボクらに会いにいらして下さい。

8月22日(土)開場17:30 開演18:00
本八幡 cooljojo jazz+art
千葉県市川市八幡2-16-16 クレール本八幡B1 
080-2624-0879 
予約 https://www.cooljojo.tokyo/contact
前売 3500 当日 4000

8月29日(土) 昼公演 開場14:00  開演 14:30
夜公演 開場18:00 開演 18:30
新宿ゴールデン街劇場
新宿区歌舞伎町1-1-7 マルハビル1F
予約・問い合わせ limoncello.musical@gmail.com
前売 3500 当日 4000

件名「8月29日公演申し込み」
1、昼公演、夜公演の別
2、氏名  3、人数 4、当日連絡できる電話番号
以上を記してメールでお申し込み下さい。

新型コロナ、さすがに紫外線の季節には活動が弱まるかと思います。(希望的観測に過ぎませんが)
一刻も早く収束を迎え、私たちの暮らしに笑顔が戻りますように。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2020年12月24日と25日
都内某所にて
昼夜2公演の
歌謡ショーをやります
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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