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文京区での『あん』講演会

講演「小説『あん』に託した生きることの意味 〜誰にも生まれてきた意味がある〜」

3月18日(日)文京区男女平等センター 午後2時開演 入場無料 先着150名

女性のハンセン病患者がどんな状況を生き抜かなければいけなかったのか。
普段の講演に増して、その部分に重きを置こうと思います。

http://www.bunkyo-danjo.jp/event.aspx?ID=175

樹木希林さんの登場です。

『あん』と『汚名』の2本立て上映です。
樹木希林さんも生ゲストとして駆けつけます。

3月17日(日)白百合女子大学公開講座プレイベント「忘れられた人々』
午後1時開演 白百合女子大学講堂
申込制 先着順 入場無料

http://japanpen.or.jp/shirayuri/

『汚名』・・・第五福竜丸以外にも900艘を越える日本漁船が被曝していた。
       若くして亡くなった父親の本当の死因を探ろうとする娘の執念。(南海放送制作のドキュメントです)
       2万ドルの慰謝料で日本政府を黙らせた米国の公文書も公開されます。ナレーション・樹木希林さん

『あん』・・・ハンセン病快復者の人生から問う生きることの普遍的な意味。主演・樹木希林さん

対談には、ボクと希林さんだけではなく、『汚名』の伊東ディレクターと父親の死因を探ろうと活動する川口美砂さんも参加されます。

ジュゴンを探す辺野古のドキュメント

『ZAN ジュゴンが姿を見せるとき』上映会をやります。

圧巻の水中撮影です。巨大な珊瑚礁です。
つぶされていく辺野古の海を水中から撮っています。
  
3月11日(日)3丁目カフェ(田園都市線たまプラーザ駅北口)
プロデューサーの木佐美有さんと上映後にトークショーを行います。
ドリンク付き 事前予約2000円 当日2500円

http://motheru.jp/evet/gokande_eiga20180311/

線量計と奥の細道

震災から7年。日本ペンクラブ「子どもの本委員会」主催
「ポスト3・11に向き合う」

3月10日(土)青山学院女子短期大学 N202教室 入場無料
午後2時〜4時半

第1部)『被曝のその後、奥の細道』
2012年に空間線量計を携えて自転車旅をした奥の細道。
各地の写真と線量を伝えながら、深川から平泉までの旅を再現します。
また、その後も続けた計測により、各地の線量がどう変化していったかも発表します。

第2部のシンポジウムも役者揃いで(みな作家ですが)楽しみです。
オープニングのご挨拶は森絵都さんです。

http://japanpen.or.jp/kodomo311/

三宅島で上映します。

三宅島で映画『リワイルディング〜あたらしい野生の地』を上映します。
ボクと写真家の赤阪友昭さんのトークショーがつきます。

3月3日(土)三宅村文化会館 入場無料
昼の部 午後1時30分開演  夜の部 午後6時30分開演 
問い合わせ)三宅村教育委員会 04994-5-0952

http://rewilding.mejirofilms.com

アルザスに行ってきました。

alsace-lunch_convert_20180227151456.jpg

2月6日(火)から14日(水)まで、フランスのアルザスに行ってきました。
サン=ルイという町の中学校が、フランス語版『あん』(Les délices de Tokyo)を副読本にしてくれているのです。
優等生からツッパリまで、多くの生徒のみなさんが読んでくれていました。

今回は校長のカトリーヌ先生のご招待で、10を越えるクラスで講演やどら焼きの実習を行いました。
自分はいかにフランス語ができないか、というところまではフランス語で自己紹介し、
講演そのものは日本語で行いました。
フランス語版翻訳者のミリアンさんがすぐ横にいてくれて、逐一通訳をしてくれます。

実り多い一週間でした。
ドイツやスイスと国境を接しているアルザス。
辺境とも言えるこの町で、『あん』がこんなにも多くの人々に読まれている。
大人を対象とした町のホールの講演も盛況で、
質疑応答も盛り上がりました。

写真は、カトリーヌ先生(奥)をはじめ、
今回の講演の旅に尽力して下さったみなさんです。
ボクのカトリーヌ先生の間が翻訳者のミリアンさん。
記憶のなかで輝き続けるであろう素晴らしい旅となりました。
ひょっとしたら、友達もできたかも。

極寒の旭川で盛り上がりました。

旭川シンポジウム_convert_20180227150216

ちょっと報告が遅くなってしまってごめんなさい。
2月3日(土)、旭川のCocodeホールで、日本ペンクラブ「子どもの本委員会」主催のシンポジウム
「児童書作家たちは動物になにを託してきたのか」を行いました。

出演は、絵本作家のあべ弘士さんと、歌人の俵万智さん、そしてボクです。
生き物を人間と同等の存在として登場させていた神話時代の話から、
人間のみの小説世界が失ってしまった「大いなる土台」にまでトピックは及び、
詰めかけて下さった150名ほどのお客さんとともに盛り上がりました。

特に、あべさんの原画を背景に映しながらの『クロコダイルとイルカ』の3人での朗読、
また、同じ絵の進行でまったく別の物語を届ける企ては大成功で、
氷点下10度を下回る温度でありながら、場内は愉快な熱気に包まれたのでした。

来て下さったみなさん、ありがとうございました。
翌日訪れた「井上靖記念館」も良かったです。
作家の書斎とはこういうものなのかと、冷水と温水を同時に浴びた気分です。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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