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大阪でのライブが近付いてきた!

可南さん_convert_20170322191333

つちびと作家、可南(かなん)さんの個展が催されます。
『はらはらとヒカリ降る』 4月1日(土)〜15日(土)まで
会場は大阪府堺市の「ぎゃらりい ホンダ」です。
可南さんは毎日在廊されます。

また、期間中にボクらアルルカンのライブもあります。
「アルルカン・ヴォイス・シアター 多摩川物語イン堺やんけ」

ボクとピクルス田村君(G)のいつものコンビに、
2011年カンヌ国際映画祭招待作品『朱花の月』(河瀬直美監督)の主演、そして、マーティン・スコセッシ監督『沈黙』に於いて、とてもかわいそうな役(!)を演じた国際派女優、大島葉子さんが加わります。

ポプラ文庫から発売中の拙著「多摩川物語」の各短編に曲をつけ、朗読と歌を交互に織り交ぜていくスタイルのライブ。東京での公演は一部の方に熱狂的に支持されました。ぜひ、この舞台を体験されて下さい。

4月9日(日) 
場所)ぎゃらりいホンダ 大阪府堺市中区深井沢町3134
電話)072-278-3381
HP) hondayama.exblog.jp

17時半開場  18時開演 
3500円 終演後のパーティ、軽食付き

ライブの申し込みは電話か、honkan0811@yahoo.co.jp まで。
つちびとさんたちは無言ですが雄弁です。
じっくり話をされて下さい。

糸魚川に行ってきました。

糸魚川1_convert_20170321160003

昨年末の大火から3ヶ月。
自粛ムードのなかで客足が絶えてしまった糸魚川にまずは行ってみよう。糸魚川の酒を飲もう。料理を味わおう。
そんな趣旨に賛同して下さった三十余名との二日間の旅が終わりました。

谷村美術館の仏像さえ観ていただければ、旅人それぞれの胸のなかで透明な花が咲くのではないか。もとの思いはそこにありましたが、いやー、行って良かったです。どなたかも書かれていた通り、二日間にわたってガイドをしていただいたアグリ糸魚川の梅澤さんを始め、出会う人がみな、糸魚川流コミュニケーション術の優れた使い手ばかり。「おまんた」の意味が、二日目には理屈を越えて伝わってきました。

うまい酒と料理。笑顔と土地の言葉。
水面のように穏やかな仏の眼差し。
鋭角的な雪山。清冽な山菜。翡翠の輝き。

そして、トマトの概念を軽く越える糸魚川のトマトジュースとの出会い。三十余名全員が感嘆の声をあげました。

解散後、ぶらつきながら個人的に入った蕎麦屋さんや寿司屋さんも素晴らしかったです。お店が燃えてしまったため、仮設店舗での営業なのに、本当に気の入った料理を出して下さる。

この街にまた行こうと思います。
参加して下さったみなさん、ありがとうございました。
梅澤さん始め、よくして下さった糸魚川のみなさん、
心からお礼を申し上げます。

ちなみにトマトジュースに興味がある方は、アグリ糸魚川のHPをご覧下さい。一口飲んだ瞬間にびっくりしますよ。

http://www.agri-itoigawa.com/category/8/

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でも顔がね。

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たしかに講演はするのですが。
顔がこんなです。

調布で講演しますよ。

調布図書館_convert_20170314235654

今週土曜日、調布文化会館で講演します。
調布市立図書館50周年記念です。
「生きることの、もうひとつの意味」というタイトル。

みなさん、生きることの意味はそれぞれ考えてらっしゃると思いますので、大上段になにかを言うようなことはいたしません。ただ、ラーメンでいえば、チャーシューに寄り添うメンマのごとく、心の引き出しのひとつに「こんな考え方もあるのか」とそっと入れていただければいい、多少の味わいがある存在論をお届けします。

「あん」という物語は、ハンセン病問題へのアプローチであると同時に、「人間とはなにか?」「生きるとはなにか?」という人類古来からの問いかけに対するボクなりの解釈を提示するストーリーでもありました。

この講演では、「あん」を書くにいたった理由とその内的な開拓を通して、ロバート・ヘンリー・ディッケの「人間原理」を紹介するとともに、鈴木大拙やハイデガーの存在論を交え、ボクたちは何故ここにいるのかということを、皿に盛ったカツサンドのように明確にお届けできる時間になればいいなあと思っています。

調布の暴走族のみなさんから大学の先生まで、お時間がある方はどうぞお寄り下さい。無料です。
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

近刊
「寂しさから290円儲ける方法」(産業編集センター)
(2023年5月23日刊行予定)
「動物哲学物語」(集英社)
(2023年10月26日刊行予定)
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