希林さんと行ってきます。

日本国の平和の礎が、
与党の横暴によって今日、崩れましたね。
彼らを、憲法を破壊した犯罪者として
多数の国民が告訴する日が近付いているのだと思います。
さて、そんな中ですが、
これから数時間後、
希林さんと二人でウクライナに旅立ちます。
オデッサ国際映画祭のクロージング・フィルムに、
『あん』(河瀨直美監督作品)が選ばれたからです。
オデッサは渦中のクリミア半島からそう遠くなく、
極右と親ロシア派がぶつかり合っている街です。
オデッサで検索をかけると虐殺死体の写真ばかり出てきます。
そんな情勢ですから、
海外からはあまりゲストが訪れなくなっている映画祭だと聞きます。
しかし、希林さんは、
「そういうところの映画祭だからこそ、行ってあげたいの」
とおっしゃいました。
原作者兼ボディーガードとして、
希林さんのそばにいようと思います。
カンボジアでも東欧革命でも体験しなかった
テロ保険というのに入りました。
希林さんに幸いあれ。
ウクライナの好戦的ではない人々に幸いあれ。
『あん』、見守ってきます。