東北発未来塾

未来塾案内

5月はNHK Eテレの「東北発未来塾」に登場します。6人の学生とともに奥の細道を逆に辿った旅路が4回のシリーズ放送としてオンエアされます。4日、11日、18日、25日の毎週月曜日夜11時から。再放送は毎週土曜日の午前11時20分からです。海外でもNHKワールド・プレミアムで観られるそうです。

今、この「東北発未来塾」の予告編では、懐かしい「叫ぶ詩人の会」の頃の映像が流れています。頭キンキンですが、ご覧になりたい方は下記アドレスまでどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/

カンヌ決定

カンヌ登壇直前_convert_20150422180504

 本日、映画「あん」のカンヌ国際映画祭2015での上映が決定しました。

 コンペ部門ではなく、「ある視点」部門ですが、
 オープニング・セレモニー上映という鮮烈な位置付けです。

 4年前は河瀨作品の出演者としてレッドカーペットを踏ませてもらいましたが、
 今回は原作者として、
 物語の起点となる話しをして下さった元患者さんの御夫婦とともに、
 河瀨監督や俳優陣を客席で迎えたいと思います。

 写真は4年前、レッドカーペットを前にして、
 緊張のあまりついつい撮ってしまった一枚です。

 しかし、今回は・・・
 初日から審査のある最終日まで滞在するのだろうか。
 うれしい。
 いろいろなアイデアが浮かんできたぞ!


 

Mさんの大発明

からまんスタンド_convert_20150416194513


みなさん、今日もイヤホン、ぐちゃぐちゃに絡まりませんでしたか?
ウォークマンの時代からiphoneの現代まで、
機械はどんどん進化しているはずなのに、
何故イヤホンだけは毎日絡みまくるのか?
ついでに言うと、
原発のなかに入っていったロボットは何故止まってしまうのか?
裁判所がダメだよと言ったのに、
政府は何故「粛々と進める」と司法を無視したことを言えるのか?

もとい!
どんなにきれいに畳んだつもりでも、
聴きたい時にカバンから取り出すと、
まるでイヤホンに意志が宿ったかのようにいつもこんがらがっていますよね。
それは何故か?
ということを考え続けた発明家がいます。
大学の先輩でMさんといいます。
この度、イヤホンがなぜ絡むのかを解明し、
だったらこうしてやれば絡まないのではないかと
Mさんが発明したのが、ご覧の「からまんスタンド」。

五つも送って下さったので実験を繰り返したのですが、
たしかに絡まない。
このクリップでイヤホンの端を挟んでおけば
カバンに乱雑に入れてゴールデン街で酔っぱらっても絶対に絡まない。
特許出願中とのことですが、Mさん凄い!
これは大発明かもしれませんぜ。

ただ、頼まれて宣伝しているわけではないので欠点を言っておきますと、
シリコンのケースにはこのスタンドの接着剤ではくっつきません。
写真のようにハードな素材でないと難しいな。
できれば、iphoneのケースと一体型になったのがあればいいな、
世界中に売れるだろうな、
Mさんも冬場のアルバイトから解放されるだろうなと思うのですが、
このあたりは、Mさん御自身がリンゴの会社の扉を
直接ノックするしかないのだろうか。

ハードなケースを使われている方、
あるいはiphoneに直接くっつけちゃってもいいよ、
という大胆な方にはおすすめです。

遠足やります。

疲れが出たのか。
今日はデクノボウと化してゴロゴロ。

ところで、遠足やります。
国立ハンセン病療養所、多磨全生園の「剪定されなかった桜」にたくさんの反応をいただきました。全生園に行ってみたい、その桜を見てみたい、というみなさんのご要望に応え、ミニツアーを行いたいと思います。

4月25日(土曜日)午後1時 多磨全生園内の国立ハンセン病資料館正門前で待っています。西武新宿線久米川駅、あるいは西武池袋線清瀬駅からバスが出ています。自力でいらして下さい。資料館を見学のあと、桜並木を通り、望郷の丘に登ります。そこで解散です。全体で1時間半ほど。
 
それと、さきほど版元から連絡が入りました。
ありがとうございます。みなさんのおかげです。
文庫「あん」が紀伊國屋書店新宿本店「週間ベストセラー」(4月6日〜4月12日)の「文庫」部門で、1位に輝きました!
 
紀伊國屋書店新宿本店ホームページ:
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/
※トップページにあります「週間ベストセラー」(4月6日〜4月12日)の「文庫」タブをクリック!

本当にありがとうございます!

試写会、とっても良かったです。

希林さん、あん_convert_20150407224415

 俺、今日になって、涙が止まらないのです。
昨日、映画「あん」の試写会がありました。
本当に素晴らしい作品を河瀬監督が作って下さいました。

樹木希林さん、永瀬正敏さん、希林さんのお孫さんの内田伽羅さん、市原悦子さん、その他たくさんの俳優さん、スポンサーさん、スタッフさんが一年に及ぶロケに全精神をかけて取り組んで下さり、世界中のどこに出してもきっとスタンディング・オベーションになるであろう誇り高い作品が生まれました。

昨日、試写会が終わって、ボクは原作者ですからそれなりのインタビューもあり、
裏方の皆さんと朝まで飲みました。
感謝の心でいっぱいなのはもちろんのこと、
その時点まではずっと笑顔だったのです。

でも、今日になって、なんかもう、決壊しました。
なめくじみたいになっています。

3年かけて書いた原稿を大手からは拒絶されたのです。
どんなに良くなっても、この作品は本にしないと言われました。
その夜、ボクとその出版社の縁は切れ、
まさに千太郎のように酒に酔ってさまよい歩きました。
だって、元患者の皆さんと本にするって約束していたから。

でも、しばらくしてから、
友達のマリオまんだらがポプラ社に一人、
心がある人がいるよって言ってくれて、
そこでようやく原稿を読んでもらうことになりました。

すべてはそこからなのです。
「あん」は捨てられ、拒まれた原稿でした。
それが今、映画になり、世界中の人に受け入れられようとしています。

「あん」文庫本の発売です!

あん文庫カバー_convert_20150405135310

小説「あん」の文庫本が発売されました。
少しだけですが、書き直した箇所もあります。
もし良かったら手にとってみて下さい。

韓国での出版も決まりました。
(「ピンザの島」の台湾での出版も決まりました!)

そしていよいよ明日は、
映画「あん」の完成披露試写会です。
夕刻より虎ノ門の日本消防会館です。(抽選により既に満員となっているようです)


河瀬監督、樹木希林さん、永瀬正敏さん、内田伽羅さんとともに、
ボクも舞台挨拶をさせてもらいます。
映画の公開は5月30日。
ほぼ全都道府県です。


フランスとドイツでも公開されます。
フランスでは日本を上回る150館スタートになるそうです。
もうこうなったら、欧米にどら焼きブームを巻き起こしましょう。


すべては応援して下さったみなさんのおかげです。
心から御礼を申し上げます。

それと、このブログやfacebookにいつもコメントをいただき、ありがとうございます。
小説「あん」が出版された2年前にも約60名の読者のみなさんと全生園を訪れましたが、今年は映画と朗読劇の年でもありますので、行ってみたいというみなさん、ボクが引率しますので、全生園を訪れましょう。土曜日がいいですね。日程が出たらお知らせします。

剪定されなかった桜

全生園桜_convert_20150404222916

 学生たちとの東北での言葉を巡る旅(「東北発✩情熱塾」NHK-Eテレ5月毎週月曜放映)を終えたあと、小説の締切があったり、娘の社会人としての出発があったり、小説「あん」に登場する吉井徳江のふるさと:愛知県新城市で行われた「全国さくらシンポジウム」でのゲスト出演での河瀬監督との対談があったりで、サイトを含め、更新ができない日々が続きました。ごめんなさい。

 ただ、やることはやっていました。映画「あん」と平行して、朗読劇「あん」を女優、中井貴恵さん、ギタリスト:ピクルス田村くんとやっていきます。そこで背景に映す写真を撮りに、ハンセン病療養所の全生園に出掛けました。

 ご覧下さい。これがいっさい剪定をされなかった本当のソメイヨシノの枝振りです。すべて元患者の皆さんの植樹による命です。らい予防法により、病気が完治しても囲いの外に出られなかった元患者さんたち。せめて桜だけは自由に伸びてもらいたいと、いっさい枝を切ることをしなかったそうです。その結果がこのジャングルのような桜並木。ボクたちはどこかで、桜という生命を誤解してきたのかもしれません。
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
7月23日(日)
まちジャム
多磨全生園

7月29日(土)30日(日)
星の王子さまミュージアム(箱根)
近刊
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
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