ブログを始めます。

アカボシゴマダラ


 今日からは、ここで日々のできごとをつづっていこうと思います。
 現実のできごともあれば、心象に吹く一陣の風を記すこともあります。

 昨夜少し飲み過ぎたため、午前中はほぼ夢のなかにいました。
 アトリエに向けて歩きだしたのは昼過ぎ。
 すると、道端の茂みの上でゆったりと羽撃いている蝶を見つけました。
 優雅な姿でした。

 アゲハ蝶ほどの大きさで、翅のゴマダラ模様と後部の赤が印象的です。
 蝶なりの情欲を感じさせる赤です。

 どこから来たの? 君、なにもの?

  i-phoneで撮り、アトリエについてからこの子の名前を探しにかかりました。
 ネット上で紹介されている蝶の写真を相当数見ましたよ。
 どうやら、アカボシゴマダラ、という蝶のようです。

 元は大陸の蝶。日本には奄美大島に亜種が存在するのみだったらしいのですが、
 マニアがゲリラ的に放ったものが関東一円でも繁殖し、
 今ではそう珍しくない蝶だそうです。

 在来種を駆逐する可能性があるのではないか、ということで、
 あまり喜ばれてはいない蝶でもあるそうです。

 でも、8月の終わりの光を浴びつつ、ふわりと降り立ったこの子には、
 自分がなぜここに存在するのかということは、
 意識のはるか外にある問題ですよね。

 これから産卵するのかな。

 少なくともボクの心は、このアカボシゴマダラさんによって、
 ほんのりとした色彩を得ました。


 
 
 

 
 
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
11月4日(土)5日(日)
「星の王子様と道化師の惑星」
Eggman Tokyo East
YEN TOWN FOOLsとの合同公演です。
近刊
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ