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日本文学部門1位なりました!

今日、教えてくれた人がいたのでチェックしてみたら、なんと!
フランスのamazonで、村上春樹さんの巨壁のような7冊の本を越え、
『あん』(Les délices de Tokyo)が、日本文学部門1位となっていました。

レビューもすごいよ。
フランス人もすごいなあ。
ありがたいなあ。

本当かなと思った人は、amazon.fr で durian sukegawa をチェックしてみて下さいな。

樹木希林さん

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もうニュースとして流れ始めたようなので、お伝えします。
樹木希林さんが昨日朝、亡くなられました。
ご家族の意向があり、伏せてまいりましたが、昨夜は一睡もすることができませんでした。
泣き切りました。

映画『あん』の徳江役を全身全霊で生きて下さり、
また世界中いろいろな場所にいっしょに旅をしていただいたこと、
生涯忘れません。
希林さん、ありがとうございました。

「次の本も楽しみだね」
「トマトの冒険、成功しなさいよ」
と言って下さったこと。それらの言葉を胸に秘め、道を歩んでいきます。

素晴らしき書評をいただく!

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一生ものの書評をいただきました。

本日発売の週刊朝日(9月7日号)にて、詩人の管啓次郎さんが、『線量計と奥の細道』(幻戯書房)について書いて下さっています。

ボクは今朝読ませていただき、米国のある新聞で見つけた一行を思い出しました。ラジオすらなかった時代の、ランプのもとでの人々の会話について考察されたものです。

『言葉とは本来、
 語り合う相手へのプレゼントでもあったのだ』

管さんが今回の書評のラスト5行で書いて下さったことは、
言葉と連なる大地として、意識と行動の発芽の力をボクに与え続けてくれます。

ありがたいです。

一昨日は中日新聞(東京新聞)にて、岡本啓さんから的確に、鮮烈に、そして親しみをもって評していただき、その前は毎日新聞にて、池内紀さんから大なるエールを送っていただきました。

もったいない現象が続いています。
みなさん、ありがとうございます。

世界の村のどえらいさん

明日(7月23日)の夜10時から、
関西テレビ系(フジテレビ系)の『世界の村のどえらいさん』という番組で、
拙著が紹介されるそうです。

詳しいことはボクもよくわからないのですが、
この時間にテレビを観てもいいよ〜という方、
おやすみの前にちらりとご覧下さいな。
ボクも観ます。

手塚治虫さん

tedsuka.jpg

手塚治虫さん、この11月で生誕90年になるんですね。

底知れぬイマジネーションを生きた手塚治虫さんです。
憲法だからと、そこに縛られて手塚さんが漫画を描いたわけではないと思います。

でも、少年期の大半を戦争下の大阪で過ごした手塚さんです。
おびただしい死や暴虐の目撃者として、
また体験者としてペン先が描き出そうとしたものは、
結果的に、9条が訴える戦争放棄の精神と重なり合うのだと思います。

ただ、手塚さんは、それが平和を唱えるものであれ、
国家がこうあるべきだから、人間もこうあるべきだという感覚では作品を描きません。
物語の中心にいつもあるのは、
一人の人間の(あるいはひとつの命の)精一杯の生であり、その輝きと影です。

ボクのような作家もまったく同じです。
描きたいのは生きている人間の姿であり、
社会や国家は、その向こうにうっすらと浮かび上がってくる霧のようなものです。
その霧のようなものから公式を導き、人を規定しようとは思いません。
歴史を振り返れば、過ちはいつもそこから起きているからです。

手塚さんの実体験がもとになった『紙の砦』と、この本で久々に出会いました。
この作品を初めて読んだ頃を思い出し、過ぎ去った陽射しの量を思いました。
他にも懐かしい作品が複数収録されています。

手塚さんの乱暴者の友人だった明石が、手塚さんが描いた女の子の紙を腹に巻いて特攻出撃する作品。
タイトルは忘れちゃったけれど、あれも収録してくれていたら良かったなあと思いました。

手塚さん、今ご存命なら89歳なのですね。
もし今いらっしゃったら、どんな作品を描かれたのでしょう。
そんなことも想像してみました。
そして、それはボクらがやるべきじゃないのかと、当たり前のことも考えました。

各作品の解説は、「九条の会」の小森陽一さん。
巻末には、小学館の手塚番だった野上暁さんのエッセイも収められています。

仕事場でずーっと漫画を描き続けていたのに、なぜ手塚さんは世界情勢と世間の空気に敏感だったのか。
その秘密が書かれています。
プロフィール

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2018年12月4日(火)
ディナーショー
麹町「晴ればーる」(完売しました)
12月22日(土)
ワンマンライブ
Eggman Tokyo east
近刊
「カラスのジョンソン」(ポプラ文庫)
「星の王子さま」(皓星社)
「バカボンのパパと読む老子」(角川文庫)
「バカボンのパパと読む老子 実践編」(角川文庫)
「海の子」(ポプラ文庫)
「ピンザの島」(ポプラ文庫)
「坂道 〜Les Pentes〜」(ポニーキャニオン)
「あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル」(新潮社)
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