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欧州第2段!

ピンザ文庫カバーなし_convert_20160926184957

『あん』に続き、『ピンザの島』のフランスとドイツでの刊行が決まりました。
フランスではペーパーバック、ドイツではハードカバーです。

『あん』は「どら焼き」と「生きる意味」の物語でした。
『ピンザの島』は「チーズ」と「むきだしの命」です。

「チーズってどうやって作るんだろう?」
あるいは
「肩書きも過去もなくしたら、この命は何をやろうとするだろう」
などと一度でも考えたことがある方、ぜひご一読ください。

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属性を失ったときに残るものは…と、考え続けた時期がありました。

刊行おめでとうございます。

助川さん。
今日。市内の回覧板にて。。。
あんの上映会。観覧を募集してました。
驚いた!貸し出しするのかな?
ドリアン助川さんや、アルルカンが市民文化産業センターでコンサートしたらいいなぁと夢です。

これから、BS日テレ再放送11時観ます。
前のNNNドキュメンタリー番組です。
熊本の障害者の方が、地震で大変な状態で過ごしたという話。
助川さんが、熊本の障害者に義援金送る気持ちが見えてくるようなドキュメンタリーな気がします。

肩書きも過去も失って

後半の人生は、日々の生活を大切に、色々なものを愛でながら丁寧に暮らしたいと思いました。それを実現させる時間を捻出して生きるために、自分にできる仕事は何か?と考えました。

読了しました

ピンザの島
先程読み終えました

読後の興奮を少し落ち着かせてからメールさせていただこうと考えていますが……

夢を描く純粋さ、瑞々しさもありながら、
生々しい生や現実も併せ持った
濃厚さを感じました
(コクのあるチーズのように?!)

いずれにせよ、
読んでよかった、味わえてよかったと思える作品でした

途中、我慢できなくなって、
コンビニで安物のカマンベールチーズ
そして、ウィスキーを飲みながら読み終えました(笑)

最後のページ

「そろそろ船の方向を変えなければならない」

涼介を応援せずにはいられません

単なるエンターテイメントとは到底言えない
深みのある物語を、
ありがとうございます

また必ずご連絡さしあげます
プロフィール
作家・歌手・明治学院大学国際学部教授

ドリアン助川

Author:ドリアン助川
物語をつづり、詩をうたう道化師です。

ライブ・公演情報
2021年12月
24日&25日
『新宿の猫』
菊川なぁ〜じゅ
近刊
「水辺のブッダ」(小学館)
「新宿の猫」(ポプラ社)
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